タイトル未定(仮)

ex.絶対倶楽部/DeadRage(準備中) ベース。飽き性なので気が向いた時に書きまーす。ブログタイトルは思いついたら変更しまーす。

初期値

先日、久々に会う地元の友達と近所で朝まで飲んだ。

 

そもそもはAちゃんが私の大学の学園祭に来たいということで、ふたりで学祭に行ってから、近所まで戻ってきてご飯を食べていたところに、終電で戻ってきた仕事帰りのTくんが合流し、話し込んで気づいたら朝になっていたという次第である。

 

大学に行かないで社会人になったAちゃんは、大学生いいなー学祭楽しいなーと言っていたのだが、私から言わせるとAちゃんのほうがよっぽど羨ましかった。

Aちゃんは、大学にも行かなかったし仕事も続かないと卑屈に言っていたが、SNSの文章はいつも読みやすくて頭の良さが伺えるし、話していても現役大学生の私と同じレベルで物も知っているし、頭の回転も早いし、コメントのキレも最高である。

喋っててめちゃくちゃ楽しいけど、これじゃなんのために私が高額投資してもらって大学に行ったのかよくわからない。ガックリした。

 

というか、Aちゃんがもったいないのだ。

高校までの勉強でそれだけ頭が回るってことは地頭がいいんだから、きっとちゃんと暗記物とかして大学受けたら良いところに入れていたんだと思う。

私は小さい頃から、地頭も運動神経も人並み以上に悪くて、一方で親は地頭も良く小器用なだけに、私に求めるものも高くて、自分の子ならこんなことはできるはずだ、と散々私に時間とお金をかけて努力させ、私も本当に人並み以上に努力して、それでも親には一生追いつけないだろうというコンプレックスを薄らぼんやりと抱いたまま、なんとかここまで来た。

そういう私からしたら、親に何も言われず、勉強を強制されることもなしにあんなに頭が良い=地頭がいい、Aちゃんや絶対倶楽部の天鶴ねーさん(突然の登場!)みたいな人は、物凄く物凄く物凄く羨ましいわけである。

 

私はもう地頭悪く生まれてしまったし今更悔やんでもしょーもないので諦めて今後も人並み以上に努力するとして、上記のような地頭の良い人は、本当にもったいないと思うのだ。

Aちゃん本人も言っていたが、結局学歴差別の蔓延る現代日本で、表層しか見ない多くの人間は、元々地頭がよくちゃんと勉強すれば絶対にいい大学に行けたであろうAちゃんよりも、元々人並み以上に地頭が悪かったのに物凄いお金と時間と努力を犠牲にやっとこさ四大に入った私のほうを高く評価するのだろう。

もしもいま突然ふたりに同じ仕事を任されたとしたら、全然自慢できないが私はAちゃんに負ける自信がある。

もしくは私がAちゃんの倍努力してやっと同じくらいのレベルになるくらいだと思う。

それでも世間は大卒のほうを評価しがちで、下手したら高卒には同じ仕事を任せてくれるまでもいかないんだろう。伸び代はAちゃんのほうがありそうだと言うのに。

Aちゃんのような人こそ大学に行って良い仕事についてバリバリ働くべきなのに。

 

もう一人、疲れているだろうに一時過ぎに合流してくれたTくんも、専門学校から社会人になったクチだ。

Tくんは料理の専門学校に行ってから今は某店でシェフになるべく修行をしているそうだ。

話を聞けば朝から終電まで休憩もほとんど取れない激務で、それでもいつか家族と一緒に店を持つ夢があるから、料理がほんとうに好きだから頑張れるらしい。

(あっこれ口止めされたのにどうしても書きたくて書いちゃったごめんねTくん!もしTくんのご家族と知り合いの人いたら絶対に絶対に言わないでくださいね!)

純粋にかっこよすぎて軽く引いた。

家族といっしょにとかそんなドラマみたいな話があってたまるかよ!!ラストレシピかよー!!!(ちなみにラストレシピめっちゃ良かったからみんな見てね)

私には夢も目標もないし、不器用だから日々を生きるので精一杯で、そんな何年も先のこととかそのために何が自分に必要かまで考えられない。

さらにはAちゃんもTくんも実家の土地運用をどうするかなど話し始めて、そりゃ私には運用する土地がないから知識がないだけかもしれないが、私よりよっぽど知識もあるし、同い年なのによっぽどしっかりしているし、終始感銘を受けながら聞いていた。

 

もちろんそんな恵まれまくった家庭事情の人のほうが少ないのかもしれない。

でも私は、今と大して変わらないアホ面でへらへらサッカーばかりしていた小学3年生のTくんからは想像できないなぁ……当時は私のほうがテストの点が良くて(そりゃ親に勉強させられてたんだから当たり前だ)バカにしたりしてたのになぁ……立派になったんだなぁ……と思ってしみじみしてしまったのである。

 

一番嬉しかったのは、二人の境遇をいいなーいいなー言い続けた私に、ふたりが

「(もしその話が卑屈とか盛ってるとかではなく本当だとしたら、)その初期値からよく頑張ってそんな大学まで入って、その努力だけで充分偉かったよ」

と言ってくれたことだった。

大して考えもせず適当に言ったのかもしれないが、この言葉で私はだいぶ救われたというか認められたような気がした。

 

それからもう一つ、私には徹底して好きなことも、熱中できることも、料理人とか資産運用とかそんな夢もないから、武器はこの学歴(といったって上には上がいるが…)と、生まれた瞬間の全ての初期値からここまでの大成長の努力だけだから、

この調子で努力しつづけて、自分とあと一人二人養えるくらいまでになりたい!強い女になる!!(結局そこにいきつく笑)というのを目標にすることにした。

 

目指せスーマラ田中の嫁!!!