タイトル未定(仮)

「若い」と「女性」を言い訳に、偏見に塗れた主観を書きまーす。飽き性なので気が向いた時に書きまーす。ブログタイトルは思いついたら変更しまーす。

若いうちに書いておきたい「老害考察」

老害について。

今回は、今どきのゆとり世代の子/新卒くらいの子は何考えてんのかわかんねえなぁ、とお思いのみなさんにぴったりの記事です。これを達成できれば、もしかしたら若い子にもモテるようになるかもしれません(まあたぶん2%くらいの確率ですけど)。

私は過去にギャルバンをしてたり、小さい頃から父親のバンド仲間のおじさんたちと絡むことが多かったり、あまつさえおじさんバンドのベースをやっていたこともあって、同年代の子よりは所謂「老害」と言われる人々にも会ってきた方かなぁと思う。その中で、ゆとり世代/さとり世代だからと言われ続けてきた、今年新卒の私が、独断と偏見と主観で老害論を書きたいと思います。

今回の記事は、一部年上の方々に喧嘩を売るような形になっておりますので、ご理解頂ける方のみ閲読していただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

また、普段ならクソッタレと思うような老害的意見も今回に限り大歓迎で受け付けますので、お心当たりがあると思われた方はぜひ、どういった心理でそのような態度・言動を取られるのかなど、後学のためにご教授いただけると大変嬉しいです。

 

 

  • はじめに

まず前置きしておくが、これは22歳女性の私だから書ける(書くことが許される)議題/論調であろう。

もちろん私も大学を卒業する今となっては、サークルの中では充分ババアである

(と言うと、「奏ちゃんがババアとか言ったら私/俺なんてどうなるの〜〜〜」と言う方がいらっしゃるが、これぞまさに老害の発言である! 私は現役のサークル員と比較して言っているわけで、そりゃ大学1年生とかから見たら私はババアだしお前はもっとババア/ジジイに決まってるじゃないか!! なんだ?「そんなことないですよ〜」とでも言ってほしいのか?言わないぞ私は、だってお前の方がどう見てもババア/ジジイなんだからな

まあこれについては後述する)。

私は本当にクソ老害にはなりたくないし、こうやっていま色々考えて、“良い先輩”になりたいと3年間もがいてきたけれど、実際その評価は後輩や若い世代が下すものであり、30年経ったら私もみんなも等しく老害になってしまうのかもしれない。

というわけでとりあえず、22歳時点で思っていることを、こんな感じでダラダラ書いていくので、途中で不快になった人はすぐ読むのをやめてくださいね。

 

そもそも老害の定義ってなんだろうか。

私の主観で、老害と好かれる先輩の違いについて書きたい。

 

大学3年になったばかりの頃くらい、サークルの先輩とこの話をしたことがある。

もちろん私のサークルにも「老害」と呼ばれそうなOBなどがいて(同じサークルの人もし見てたらマジでチクるのやめてくださいね)、それどころか当時はとっくに卒業したOBの人たちがハチャメチャ権力を持ってサークルを回しているとかもあった(あーー私の評価が下がってくぞごめんなさいみなさん)。

そこで当時まだ現役であった先輩たちと、「クソ老害にはなりたくないよなぁ、後輩に好かれたいよなぁ」という話になった。誰かが老害的発言をしたら注意しあおうなどまで言ったような気がする。

 

この視点から考えた時に思った老害の条件が、

①「自分はそのコミュニティを卒業している/部外者である」のに、

②「自分(および自分の発言)がまだ効力を持つと勘違いしており」、なおかつ

③「自分の時代と比較して(時代についていけずだいたい現代の子を貶し)」

④「年下の人に偉そうに説教する」

主にこの4つがぱっと思いついた。

ただしこれは2年前に思ったことであって、このあと更に経験を詰んだ上での気づきを踏まえると、

①に関してはこの限りではなく、同コミュニティの現役の先輩でもウザい人はウザい。

つまり、下の人がウザいと思ったら老害なのである。

もちろん下の世代の価値観はどんどん変わるし、時代はどんどん新しくなる。老害の定義もそのたびにアップデートしていかなければならないということだ。

ということで、もう少しわかりやすく補足とすると、

⑤「新たなことを学ぼうとせず、時代にそぐわない古い価値観/主観を崩さないまま」

⑥「それを下の人に押し付けようとする」

⑦「あとなぜか、若さに嫉妬?して嫌味や自虐を言う」

この7個かな。主に。主にね。

もうひとつ但し書きをしておくと、これは男女共通の老害条件である。「老害オジサン」「老害オバサン」男女別ではもう少し条件があると思っているので、これも後述したい。

 

逆に、世代が離れていても“良き人生の先輩”だなぁと思うのは、

「新たなことを学ぶ姿勢がある」

「もしくは、自分はもう新たな時代の潮流にはついていけないなと感じたら、それをきちんと自覚した上で、謙虚でいられる」

「年齢が上だからって偉そうにしない、自分のほうが人生経験豊富だぞ感を出さない(そりゃ豊富で当たり前なんだよなぁ)」

「自分の価値観にあわないものを、頭ごなしに否定しない」

「すぐ説教しない」

こんなとこですかね。

もちろん年取ってから新たなことを習得したり、価値観をガラッと変えたりするのって凄く大変なことなんだろうとは思うし、それが摂理みたいなところはある。でも中には、自分の言動が時代に逆行すらしていることにも気づかない、空気の読めない人もいる。新しい時代に全身染まれとは言わないから、自分は染まれてないことを自覚して、せめて謙虚でいてほしい。

本当に主観なんだけど、所謂団塊の世代くらいの人たちはすごく頑固で頭ごなしに否定から入り説教するタイプが多いと思うし、バブルを経験した人はお金でなんでも動かせる感覚を知っているから偉そうになるんじゃないかなぁと思う。その上になるともう男尊女卑とかLGBTとかセクハラとかグローバルとかから考え方合わなかったりするから、もうほんとにわからん。

まあとりあえずこんなとこですかね。

 

 

完全に私の主観で、よくいるタイプと寸評を載せたい。

 

・本当に時代についていけておらず、かつ自分がいちばん正しいと思っている人

→→マジでダメ。昔なにかでまあまあ成功した人とか昔(主に金持ってて)モテた人とかに多い。そういう人ならまだ尊敬できる点はあるが、それでもだいぶ不快。実績が無いと本当に地獄。

プライドが高くてデリカシーに欠け、バチボコにセクハラ/パワハラするタイプ。けっこう平気で、「年収高い男と早く結婚して専業主婦になれ」とか「同性愛って気持ち悪いよな」とか「おっぱい何カップ?」とか言う。それが受容される時代に生きてたとはいえ、もうその時代は過ぎてんぞ。

さっさと訴えられて退職しろ!と思うけど、まだわりと年金貰える世代が多いのでそれもまた癪に障る。いちばん生きてて楽しそう。

 

・若い子の文化を学ぼうとしているものの、実はそれがめちゃくちゃズレてる人(かつそれに気付かず、自分は若い子についていけてる!と勘違いしている人)

→→痛い。巷で話題のおじさんライン(謎の絵文字、顔文字を多用する文章。何故か‼️と😅と^^; と (^-^) がポピュラー。謎にオネエっぽい口調の人もいる。いい歳してそんなん使わず、年相応の文法など学んでダンディーな文章を書いてほしい。だいたい絵文字や顔文字使ったからって、女子供にモテるとか親しみを持たれるわけでは全くないしむしろ逆なことに気づけ)を書きがちな人などがここにカテゴライズされるだろう。

あと、必死に若い子の文化を勉強して好きなフリをする人。もちろん勉強してくれるのはありがたい。そこで心から好きになってくれたらもっと嬉しい。でもな、好きでもないのに好きなフリとかされると、うわぁ必死感漂っちゃってるよ惨め…と思うんだよこっちは。

嫌いなものは嫌いでいい。食わず嫌いせずに一旦勉強してから、きちんとした根拠を持って批判するなら全然構わない。ただ、無理が透けて見えるのはキツい。

ただまあ、頭ごなしに否定する老害が多い中で、このタイプはまだマシかもしれない。ただしモノや人に対する執着心/独占欲/粘着質さが強いタイプが多く、オジサンの場合、全ては若い女の子によく思われたいがためなのが透けて見えるので、それはそれで不快。

 

・気を遣われるの待ちな人

→→めんどくさい。正直このタイプは同年代にもいるので、そういう人がそのまま年取るとああなるんだなぁ、と思う。過度な自虐とかされると本当に反応に困る。

例えば冒頭にあげたやつで、

老「私なんて奏ちゃんに比べたらババア/ジジイだから〜〜」

私「あ、まあそうっすね(事実)」

と返すとめちゃくちゃ機嫌悪くする人。

だってそうじゃん!!!

だがしかし私も馬鹿ではないので、もちろんそんなことは人を見てしか言わない。ただ明らかにご機嫌取り待ちな人を見るとゲンナリする。事実を見るのが嫌なら言わなきゃいいんじゃない??

ただこのタイプは、こちらがバチクソ下手に出てご機嫌さえ取っておけば年下に優しくしてくれたりするタイプが多いため、比較的接しやすいとも言える。

 

 

・「ゆとり世代」のワードを出してくる人

→→地味にイラッとくるが、まあその心理はわからんでもないな、と思うやつ。今どきの若い子は〜、ゆとり世代だから〜、が口癖。こっちだって好きでゆとり教育やってないんだ、それを選挙で選んだのは/私たちを育てたのはきみら世代だろう、と思う。

しかしまあ私も、ここまで述べてきたように、団塊の世代だのバブル世代だの言ってしまうので、世代で一括りにしがちなのはわからんでもない。

また、「ゆとりなんで〜〜(ヘラヘラ)」と言っておくと丸く収まる場合もあるので、楽な言い訳となる時もある。

 

・過去の栄光にすがる人

→→主観だが、私はいちばん嫌い。

「いや〜昔はよかったなぁ」「20年前は…」「若い頃は俺だって/私だって」「あの頃に戻りたいなぁ」とかいう人、そんなに今が嫌ならその時死んどけばよかったじゃん。

私の同級生でも、「高校に戻りたいなぁ」という子をたまに見かける。え?大学4年間そんなつまんなかった?なんで?楽しむ努力は?何も得るものなかったの?4年間もったいなくない?と思う。それが10年とか20年とかになるともう比じゃない。もう過去には戻れないんだから今後を考えるべきなのでは。そんな後悔してるんなら今からタイムマシンでも研究すれば?

 

大別するとこんな感じだろうか。他にもこんなタイプいるよなーとか思いつくものあったら教えてください。

 

 

  • 男女別でみる老害的思考

ここからは、上記にあげた老害条件を踏まえた上で、男女別に見られるそれぞれの追加条件を書いていきたい。

 

男性編

男はまったくいつになっても若い女の子にチヤホヤされるのが好きなんだろうな(主観)、女の子に凄いと思われたい!と思ってか過去の栄光を自慢したり、付け焼き刃で最近の流行りを学ぼうとしたりするが、めちゃくちゃ裏目に出ていることが多い

また、若い男の子には嫉妬するのか、オジサン自虐現代男子貶しをする人も多い。

例えば、

「上は何歳までいける?」←佐藤浩市なら60までいけるけど貴方じゃ無理ですね

「最近の草食系の若い子なんてダメだろ、俺たち世代みたいな肉食系がよくない?」←まず、人を貶めて比較で自分が相対的に上がろうとする根性がゴミ。人としてダメ。あと別に肉食系ってきみらみたいな欲望だけ丸出しの人のこと言うんじゃないから。思春期や20代の男子じゃないんだから、もうちょっと年相応にスマートにやってほしい。みっともない。

 

女性編

概して女性は美を求めがちで、表層だけ見ていると「美=若さ」とする風潮は大いに存在する。それゆえ若い女の子に、

「若い〜〜〜肌ピチピチ〜〜羨ましいわぁ」

「私も昔はモテたのよ〜〜」

などという人が出てくるのである。

言われる方からしたら、あ〜そうっすか〜いいっすね〜〜以上の何物でもない。

もちろん若いことは強さでもあるが、表裏一体に弱さでもある。歳をとってしまうのは生物だし仕方がないことで、歳を重ねている分、違うところで遥かに強いところがあるはずなのである。なんとなく近年出てきた熟女ブームだってそういうことなんじゃなかろうか。

 

 

  • でも気持ちはわかる。

ここまで私の主観で、「なりたくない老害像」を書いてきたが、実は最近私もここに書いてある発言とかをしてしまうのだよなぁ。

バイト先の中学生には、「うーん最近の中学生はそんな感じなのかァ……」などと言ってしまってハッとしたし、

1年生の女の後輩に初めて彼氏ができたと聞いて、「うわぁ若いっていいなぁ!」と言い放ち、自ら絶望した。

中学生や大学1年生の頃から考えると、今の私は遥かに成長した。昔の自分と比較すれば、そりゃあ色んなことの経験値も上がったし、得たものもたくさんあると思う。

でもそれって過去の自分と比べているだけで、中学生や後輩だって、現時点で私より優れている点はたくさんある、経験値の高いジャンルはたくさんある。それを忘れて私ごときが人生を語ってはいけない。

もちろん、経験値が高いジャンルの話に関しては偉そうな顔をしていい。そりゃだってその分野の先人ではあるもの。

でもそうじゃない分野に関して、年齢が上だからって何か言えるわけじゃないんだよな。

ましてや年齢が上だからってだけで、人生全般を語ることはできないんですよ。全ジャンルにおいて自分が上ならいいですけど。

 

ただこれ、評論っていう分野で言うと難しい話で、基本的に評論家って自分のことを棚に上げて他人のものに客観的評価を下すじゃないですか。まあ普通のコミュニケーションでは絶対やらないほうがいいんですけどね。この話はまた別の話ですね。

とりあえず普通の会話では謙虚にいるに越したことはない気がする。

 

 

  • 最後に

……といいつつも、めちゃくちゃ偉そうなことをたくさん書いてしまった。

ただこれは!いわゆる!主観によるある種の評論なので!!(という言い訳)

 

それはさておき、最後にいちばん言いたいのは、

老害になりやすい人って、自分に自信が欠けてる人が多い気がします。

老害の最大の特徴とも言える、若い子に対する漠然としたマウンティング(自分の人生自慢や頭ごなしの若い子批判、謎の説教など)は、自信のなさから来ているような気がする。

歳を重ねるっていうことは経験値を稼ぐことで、若い子にはない魅力がたくさんあるはずで、(本当に無いんならマジで何してきたんだってなりますが、まあそんな方はめちゃくちゃ少数だと思います)

なので、むやみやたらに若い子に嫉妬せず、マウンティングせず、

かつ謙虚に、

かっこいい人生の先輩でいてほしい。

 

私は反面教師もたくさん見てきたし、

逆に幸せなことに、こういう大人になりてぇなっていう先輩も身近にたくさんいたので、

下の子たちにも、かっけぇ先輩だなって思われるような大人になりたい。

 

 

 

以上、OLデビュー前夜に思ったことでした。

賛否両論コメントください。議論したいです。

また5年後みたらこれも、若かったなぁって思うんだろうな。

でも未来の私は、未熟な今の私でも馬鹿にしないであげられる大人になっていたい。